ハーフェレ学生デザインコンペ
審査員の先生からの応援メッセージ!!(2018/8/2 更新)
横河 健 先生
ハーフェレ学生デザインコンペも今年で開催10回目を数えます、つまり10年の節目なのです・・・10年とは長いようであっという間の出来事なのですが、その節目に相応しいテーマとは何か? 私たちの周りの建築や、周りを見渡して環境を見た時にもっとも大切なものを考えてみることにしました。そこで私たちは「Wellness Architecture」という聞き慣れないテーマを掲げました。
最も大切なことなのに、何故か私たちの周りにもっとも欠けているものかも知れません。私たちの親しんでいる渋谷の街並み(それ自体も美しいとも言えませんが)から一本裏道に入るとご存知、悲しくなるような醜い川が流れています。江戸の街は川を流通の主軸として美しい景色を造っていたのでしょう? しかし近代に入って次々と川を埋め立て、残っているこの渋谷川でさえこのように醜い姿に変容してしまったのです。・・・ですから、美しい川、美しい環境を取り戻すべく貴方の考えを素直に提案してもらいたいのです。癒し・安心・平和・静けさ・杜・自然・・・いろいろな単語が思い浮かびます。貴方が美しく楽しい環境に変えてくれれば、貴方の大切な人をきっとここに連れていきたいと思うことでしょう。
建築家・横河 健
武蔵野美術大学客員教授
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アストリッド・クライン 先生
“Wellness architecture"
Our built environment influences our feeling of physical comfort and our mental well-being. It directly correlates to our happiness, our creativity and productivity. There are too many unfriendly, slick and sharp buildings in the city, too many dark asphaIt roads, too many hard concrete surfaces in endless shades of grey.
Remember how people enjoy places with water. The soothing wide expansion of the sea, lakes seducing you to swim in them, rivers inviting you to play in them.
Although the Shibuya river is a place of water, it has none of the inspiring qualities described above. Make Shibuya river a source of happiness and well-being again!
Astrid Klein
“ウェルネス アーキテクチャー”
私たちを取り巻く建築環境は、心身の癒しや安定に大きな影響をもたらします。
それは、私たちの幸福や想像力、生産性と直接相関していると言っていいでしょう。
街には、スリックでシャープなビルがよそよそしく建ち並び、暗いアスファルトの道路、硬いコンクリートの表情が灰色の影を落としどこまでも続いています。
水がある場所がどれほど楽しいかを思い出してみてください。
その広がりに心を落ち着かせる海
泳いでみたいと魅了する湖
遊びたいという好奇心を駆り立てる川
渋谷川もまた水が存在する場所ではありますが、人の心を動かすような性質が何ひとつとしてありません。
さあ、あなたの想像力で幸福と安らぎの源となる渋谷川をデザインしてみませんか。
アストリッド・クライン
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五十嵐 淳 先生
ウィキペディアによる「Wellness」の解釈から「ことば」を抽出すると「健康を広範囲な視点から見た健康観」、「ひとづくり」「まちづくり」「ものづくり」「ネットワークづくり」「ふれあいづくり」「地域連携」、「身体的、精神的、そして社会的に健康で安心な状態」、「身体の健康」「精神の健康」「環境の健康」「社会的健康を基盤にして輝く人生」などとしている。つまりすべて「都市」や「建築」と関係していることに気がつく。ここから先の皆さんの想像力に期待しています。
